神さまの逆立ち

〜本当にあった40歳からの人生巻き返し物語〜

子育てしない子育て①

こんにちは、ブログ4日目です。

 

わたしには、41歳で産んだ長女と43歳で産んだ次女がいます。

やーーーっとの思いで授かったこの大事な大事な子どもたちに

どういった教育をすればいいのか?

お腹にいる時からすでに考えあぐねていました。

特に1人目は、胎教にも熱心に取り組み、英語、ピアノ、幼児教室、スポーツ、

子どもの可能性を引き出すために、与えられるものは何でも与えよう。

そんな考えで、実際に0歳から英語教室や幼児教室に通わせていました。

 

しかーし!!

そんなのはただの親の奢りだと、今なら断言出来ます。

もちろん、教育に正解も不正解もないのでしょう。

親が子どものことを真剣に考え辿り着いたどんな答えをも否定するつもりは一切ないです!

 

ただ、自分は子どもたちと6年間付き合ってきて、

そして、今通っている幼稚園と4年間付き合ってきて、

本当にたくさんの事を学ばせてもらいました。

 

我が子が通っている幼稚園は一見ごくごく普通の幼稚園なのだけど

とにかく子どもたちがすごい!!

IQもかなり高い。(園長曰く120~140はザラだそう)

と言っても、IQの高い子を育てようとしているわけではなく

これはこの園の教育方針の副産物です。

また、一芸に秀でていてる子も多く、卒園後に「〇〇日本チャンピオン」とか「〇〇名人」として活躍している子もいます。

 

受験などせず誰でも入れる幼稚園が、ここまで教育に力を入れてくれているのは

すごくありがたい。しみじみ。

 

で、何をさせているのかと言うと、

 

ひたすら遊ばせている!!それだけ!!!笑

でもただの自由保育ではない、のがミソ

それについては1つの記事では収まらないので追い追い♪

 

机に向かわせて、ひらがなや数字を教えてたりなんて一切しません。

が、誰も教えずともほとんどの子が字を読んで書けます。(娘も日本語完ぺき!)

園には3千冊以上の絵本が置いてあり、好きな時に好きなだけ読める環境なので

子どもたちは自然に、全てを覚えたくて覚えます。

もうホントにね「教育で大事なことってこれなんだ」とつくづく感じます。

やりたい気持ち。知りたい気持ち。なんでも自分で決めたい気持ち。

 

うちの娘も読書が大好きで

朝ムクっと起き上がった瞬間から、

トイレより何より先に絵本を開きます。(トイレは行ってほし〜汗)

わたしはね、読書に没頭している5歳児を見つめながら確信したのです。

わたしが子どもを育てているのではない。

わたしには子の生命を維持し、愛情を注ぐ役割が与えられているだけだ。

そして、その報酬が「幸福感」なのだ。

 

子どもたちは、わたしのような小物ではなく、もっと大きな何かに育てられている。

わたしが邪魔さえしなければ、

完璧なタイミングで、完全な形に仕上がるように出来ている。

 

そう信じきれた日から、わたしは子育てしない子育てをしています。

もちろん、英語もお教室も躊躇なく秒でやめました。

 

で、本当によく遊ぶんです。

遊具も何もない原っぱでも、お友だちとたくさんの遊びを思い付いては

6〜7時間は駆け回っています。

ホント「遊び込む」と言う感じ。

 

園では、子ども同士で話し合いもたくさんします。

係を決める、リーダーを決める、全て子ども同士で決めます。

喧嘩もたくさんします。問題もたくさん起こります。

先生はいちいち止めません。

しょっちゅう怪我もします。

でも何も禁止しません。(命の危険があるもの以外)

 

問題なく、安全に、円滑に園を運営するのは簡単だけど

それだと学びがなくなってしまう。

未就学の間(6歳まで)が、人間の土台作りの1番大切な時期であり

その土台は後戻りしての修正がきかないからこそ、大人都合では妥協しない。

そういう信念がある幼稚園です。

 

しかし、親は大変です!!

 

なんの予告もなしに突然

田んぼで捕まえてきたイナゴを持って帰って来て、食べたいと言い出したり・・・

イナゴ大好物♡

きゃー!!都会っ子ママは悲鳴が止まりません!!イナゴは旦那が素揚げしました。

 

ビニール袋に蝉の抜け殻をパンパンに詰めたものを

「お土産だよ〜♡」と差し出されたり。(ぎゃー!)

服を洗濯しようとしたらポケットから大量のダンゴムシが出てきたり。(ぎゃーー!)

 

だけど、その大変さが楽しい。

こんなに楽しいことが自分の人生に待っていたなんて

もっと早く知りたかったぜよ!

 

最後までお読みくださりありがとうございました✨

 

【今日の子育てメッセージ】

子どもは自然の一部。大人は人工物。